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【クルマのキズ補修】タッチガンの使い方を紹介しながら塗装レビュー【素人DIY】

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アルト

こんにちは、アルト(@hobbyALTO)です!

クルマを運転していて

うわーー!!ぶつけちゃったーー!!
このクルマのキズどうしよう・・・

と悩んでいる方も多いのではないでしょうか?

板金塗装をお願いしてもけっこう費用がかかっちゃう・・・でもそのままにしておくのも恥ずかしいし・・・

って考えながらそのままにしていませんか?

ボクも最近クルマをぶつけてけっこう大きなキズを付けちゃって、その修理をどうするか悩んでいたんですけど、Holtzのタッチガンという商品で簡単に塗装できるということで試してみることにしました!

今回はHoltzタッチガンの使い方の説明をしながら実際に塗装した様子をレビューしていこうと思います!

それではさっそく見ていきましょう!

補修していくキズがこちら

今回は左のリアに作ってしまったこちらのキズを補修していきます。

コインパーキングでバック駐車している時にポールにぶつけてしまったんです・・・

現状では少しコンパウンドで磨いてタッチペンを手塗りしていたんですけど、やっぱりキズの段差が目立ってぜんぜん隠れてくれないんですよね(汗

このキズの表面を整えて、塗装までやっていきたいと思います!

使用するのはHoltzのリペアグッズ

今回はこれらのHoltzのリペアグッズを使って補修していきます。

補修に使う商品についてはこちらの記事で詳細を紹介しているのでよければ覗いてみてください!

クルマの擦り傷をDIY補修するために購入したもの【Holtzリペアグッズ】 みなさんはクルマを運転してて、 ぶつけてクルマに傷つけちゃったーー! っていう経験はありますか? ボクも去年はじめて...

キズを修理していく!

それではさっそく補修の様子を見ていきましょう!

洗車して汚れを落とす

まずは洗車して補修部分をキレイにしておきましょう。

砂や埃が残っているとキレイに補修できなくなるので手を抜かないように!!

補修部分をマスキング

補修する部分をマスキングしておきます。

今回はキズ部分にけっこうな段差ができてしまっているのを整えるために磨いていくので、キズ以外の部分を磨いてしまわないようにします。

少しキズよりも広い範囲をマスキングしておくとこのあとの作業がしやすいと思います。

耐水ペーパーで表面を磨く

マスキングがしっかりできたら補修部分を耐水ペーパーで磨いていきます。

耐水ペーパーを使うときには平らな面で磨けるように研磨用のブロックを使います。

まずは320番の少し粗めのペーパーで表面の段差をざっくりと取っていきます。

320番で磨いた状態がこちら。

この状態だとまだまだザラザラしているので、次に1000番で磨いて表面の段差を完全に無くしていきます。

1000番で磨いた状態がこんな感じ。

写真では伝わらないかもしれないですが、表面の段差はもうほとんどわかりません。

パテ盛り・・・する?

段差は触ってもわからないぐらいになりましたが、削っているのでこの部分にパテを盛ってもとの表面の高さに戻していきます・・・

という流れにしようとしていたのですが、マスキングを外して見てみるとあんまり削って低くなっているのわからない?

光を当ててみてもそんなに削っているのが目立ってないようだったので今回はこのまま塗装していくこととしました。

これで仕上がりがどうなるのか見てみましょう!

パーツクリーナーで表面を脱脂

耐水ペーパーで研磨した部分とその周辺の少し広い範囲を脱脂していきます!

今回はボクがもともとクルマいじりの時に使っていたパーツクリーナーを使います。

パーツクリーナーで脱脂するのがボディにとって良いのかどうかはわかりませんが、

「脱脂できれば同じじゃない??」

っていう安易な考えで使っています(笑

これから道具を揃えて同じような塗装をしようと考えている方はちゃんとクルマ塗装用のシリコンオフを購入することをおすすめします。

しっかりとスプレーして脱脂できればこの工程はOKです!

タッチガンで塗装

いよいよ本番のタッチガンでの塗装の工程になります。

まずはタッチガンの簡単な説明から。

Holtzタッチガンとは?

カーリペアグッズで有名なHoltzが販売しているタッチペンをスプレーに変身させることができる商品

極細ミストで噴射でき、スポット噴射できるため一般的な塗装スプレーよりミスが少なく塗装できるのが特徴

タッチガンを開けてみるとこんな感じになってます。

入っているものは

  • スプレーアタッチメント(タッチガン本体)
  • 取扱説明書
  • ホースノズル×2本

箱にはカラータッチのキャップやボトルの差込口が付けられています。

タッチガンを使用する際は、キャップ用差込口の部分を開けて、

このようにキャップを立てておくことで保管できます。

タッチガンの組み立てはとても簡単で、まずは付属のホースノズルをタッチガン本体に差し込みます。

本体のノズル部分にホースを差し込める箇所があるので、確認して入れていきます。

使用中に外れないようにしっかりと奥まで差し込みましょう。

ホースノズルが差し込めれば、その部分にタッチペンを装着します。

組み上がった状態はこんな感じになります。

準備ができたら、いきなり塗装部分に噴射せずにダンボールなどに試し吹きをしてみましょう!

15cmぐらい離した位置から吹いてみると幅3cm程度で噴射できています。

周囲を見てみるとほんとにミストの細かさがよくわかります!

また、スポット噴射とのことで噴射部分以外にもほとんど塗料が飛んでいないので、ボディに施工するときにも飛散の心配はそんなにしなくても良さそうですね!

それでは実際にボディに噴射していきます。

塗装するときは一度に厚塗せずに数回重ね塗りするのが鉄則なので、今回も2~3回に分けて塗っていきます

ということで1度目のスプレーの終了でこんな感じになりました。

だいぶ曇っているけど、これだけでも傷の部分はほとんど目立たなくなりましたね!

ここから15分置きぐらい乾かしてから2度目・3度目とスプレーをしていきます。

3度目のスプレーが終了した時点では、1回目のスプレー終了後よりもキズの段差も無くなり、くもっていることを除けばほとんどどこにキズがついていたのかわからなくなりましたね!

このあと20分ほど乾かして、最後の塗装工程に移ります。

上塗りスプレーをかける

塗装工程の最後はタッチガン専用の上塗りスプレーでの仕上げです。

この上塗りスプレーがとても便利な商品で、

普通の塗装であれば、カラースプレーをしたあとに、

  1. クリアスプレー
  2. ボカシ剤

と、2回のスプレーをしないといけないのですが、

この2つの効果が1本のスプレーでできてしまいます

タッチガン専用じゃなくて普通にこういう商品出してほしいですよね!

と言うことで、20分ほど乾かしたので上塗りスプレーの施工に移ります。

こちらもタッチガンと同様に15cm程度離した位置からスプレーしていき、3回に分けて重ね塗りしていきます。

1回目の上塗りスプレー後がこちらなのですが違いが分かるでしょうか?

写真だとわかりにくいかもしれないですが、表面のくもりが薄くなって少し光沢が出てきたような気がします

3回重ね塗りするとかなり光沢感が強くなってきますが、くもり具合はそれほど変わってないかなぁという気がします。

1度目のスプレーで表面のザラザラが整えられて2~3回目はその上にクリアが乗っただけなのかもしれませんね。

この段階ではくもりが残っていますが、1週間程度放置したあとにコンパウンドで磨くことでくもりが取れてツヤが出るらしいのでいまは気にしないことにします。

1週間後、コンパウンドをかける

カラー塗装と上塗りスプレーの施工から1週間程度空けて、塗装が定着したら表面をコンパウンドで磨いていきます

コンパウンドをかける前では表面は少しザラついているので、コンパウンドの細めからはじめて、極細まで2段階で磨いていきます。

コンパウンドがけをしたあとはこんな感じになりました。

ツヤもしっかり出ていて、パッと見ではどこにキズがあったのかわからないんじゃないでしょうか?

今回パテ盛りをしなかったせいなのかもしれませんが、近くで見ると光の反射の具合が違っていて、どこにキズがあったのかわかりますが、ここまでのなめらかな見た目になればボク的には十分満足です!!

アルト

完全に補修したいならパテ盛り工程は飛ばさないほうが良いかも(笑

塗装部分をコーティングする

最後の仕上げに塗装した部分にコーティングをかけて塗膜を保護しておきましょう

ボクは今回は簡単にコーティングができるレインドロップでコーティングがけをしておきました!

こちらの記事でオススメのコーティング剤の紹介をしているのでよければ参考にしてみてください↓

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まとめ

今回はHoltzのタッチガンを使ってクルマのキズを素人がDIYで補修してみたので紹介でした

想像以上に簡単に、しかもとてもキレイに塗装することができたのでとても満足しています!

ボクが補修したキズは少し深いキズだったので表面を磨くところからしていったんですが、浅いすり傷程度であれば直接タッチガンで施工してもタッチペンで塗るよりもキレイに仕上がるのではないでしょうか?

費用を抑えて、自分でキズの修理を試してみたいという方はぜひ参考にしてもらえればと思います。

素人でもこの商品でやれば失敗することはほとんど無いですよ

最後まで読んでいただきありがとうございました!
ではまた、アルトでした!!