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スタッドレスタイヤの寿命の見分け方ってどんなところ?【年数は?距離は?残り溝は?】

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雪の降る地域の方であれば、車の運転のときに必須となるスタッドレスタイヤ。

みなさんがいま使っているスタッドレスタイヤはいつ頃から使用しているタイヤですか?

まだスタッドレスタイヤとして寿命が来ていないか、きちんと確認できていますか?

サマータイヤであれば、残り溝や製造からの経過年数などが判断基準になるので気にされている方も多いかもしれませんが、スタッドレスタイヤは冬場にしか装着しないので

走行距離もそんなに増えないし大丈夫だろう!

って考えてずっと同じタイヤを履き続けている方も少なくないのではないかと思います。

ですがもちろんそんなことはなく、スタッドレスタイヤにもきちんと確認しなければいけない箇所があります!

ということで今回は、スタッドレスタイヤの寿命の見分け方についてかんたんにお話していきます!

この記事を参考にしてもらって、ぜひ一度自分のスタッドレスタイヤがまだ使うことができるタイヤかどうかを確認してもらえればと思います。

それではさっそく見ていきましょう!

アルト

こんにちは、アルト(@hobbyALTO)です!
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スタッドレスタイヤはサマータイヤと何が違うのか?

まず、みなさんはスタッドレスタイヤがサマータイヤとどう違うのか知っていますか?

スタッドレスタイヤが凍結路や雪道での走行に優れているのは知っていると思いますが、その構造は簡単です。

スタッドレスタイヤはサマータイヤに比べて、溝が深くなるようにゴムが高く作られています。

この高さのあるゴムがデコボコとした氷の道にフィットするように柔らかく作られており、深い溝で雪もしっかりと掴んでスリップしにくくなっているんですね!

通常のタイヤよりもゴムが高くなっているということで、サマータイヤとは寿命を見るときの確認ポイントも少し異なります。

このサマータイヤとスタッドレスタイヤの違いがわかった上で、スタッドレスタイヤの寿命の見分け方を見ていきましょう!

寿命が来るとどんな影響がある?

スタッドレスタイヤの寿命が来ると、一番最初に影響が出てくるのが氷上性能・雪道性能です。

上でも話したようにスタッドレスタイヤは高さのあるゴムで雪を掴んで走るのが特徴となるので、ゴムの摩耗により雪道での性能は下がってきます。

また、氷上性能でも高さのある柔らかいゴムで氷上にフィットするように走ることでグリップ力を発揮するため、ゴムの摩耗や経年によるゴムの硬化により性能は下がってきてしまいます。

  • ゴムの摩耗
    ⇒雪道性能・氷上性能の低下
  • 経年による硬化
    ⇒氷上性能の低下

スタッドレスタイヤの寿命の見分け方

ここからはスタッドレスタイヤの寿命をどこで判断すればよいのかを見ていきましょう!

製造から3年・15,000kmぐらいが目安

まず年数としては3年ぐらいが一つの目安となってきます。

スタッドレスタイヤはサマータイヤよりも柔らかいタイヤである必要があるので、年数が経ってくるとゴムが硬化してスタッドレスタイヤとしての性能を100%発揮できなくなってしまいます。

また、走行距離としては~15,000kmぐらいが一般的には目安と言われていますが、こちらはあくまでも目安として考えるのが良いと思います。

地域にもよるとおもいますが、スタッドレスタイヤを装着する期間から距離を計算してみましょう。

装着する時期が短くても、風化によるゴムの劣化・硬化は進むので、そのような場合は年数で判断するのが良いでしょう!

雪道性能はプラットフォームで判断

タイヤの製造からの年数に関わらず、タイヤの摩耗により雪道や氷上での性能は低下していきます。

一般的にサマータイヤにはスリップサインと呼ばれる突起があり、これがタイヤの表面に出てくるとタイヤの寿命となります。

そのスリップサインとは別に、スタッドレスタイヤにはプラットフォームと呼ばれるタイヤに付いている突起があり、これで雪道性能を保てているかどうかを判断することができます。

スリップサインと同様に、このプラットフォームがタイヤの表面に出てくると、スタッドレスタイヤをしての性能を発揮できなくなってしまっているということになるので、ぜひ一度確認してみることをおすすめします!

スリップサインが出るまではタイヤとしては使えるが…

スタッドレスタイヤはサマータイヤに比べてゴムの高さがあり、スリップサインまでの深さもその分高くなる傾向にあります。

なので、実はスリップサインが出るまでは通常のタイヤとして利用することも可能です。

ですが、やはりもともとは寒い日の氷雪路を走るために作られたタイヤなので、暑い季節に使用するのはおすすめできません。

ゴムが柔らかく作られていることもあって、暑い日にはタイヤの剛性も低くなると言われていて、事故やスリップの原因にもなってくる恐れがあります。

なので、プラットフォームが出てきたタイミングでのタイヤ交換の検討や、みなさんの地域に適したタイミングでのスタッドレスタイヤからサマータイヤへの交換などはきちんと行うようにしてくださいね!

見た目での判断も重要

ここまでに紹介してきた以外にも日頃からのタイヤのチェックで確認できることはあります。

年数としては3年程度と話してきましたが、もちろんそれよりも早くタイヤの硬化は進んでしまう場合もあります。

それをかんたんにチェックする方法として手で触って硬さを確認してみたり、タイヤのひび割れを確認してみたりするのもけっこう大切だったりします。

「まだ3年も使っていないから大丈夫だ!」

とか、

「まだプラットフォームまで残っているから大丈夫だ!」

と信じすぎないようにしましょうね。

もしタイヤにひび割れなどがあると、最悪の場合バーストする可能性も考えられるので、できるならタイヤの交換をしたほうがいいのかなと思います。

保管方法次第では長持ちさせることも

スタッドレスタイヤは装着している冬場だけでなく、実は保管しているだけの夏場にも劣化は進んでいきます。

きちんとした方法でタイヤを保管しておくとスタッドレスタイヤの寿命を伸ばすことも可能です。

タイヤを長持ちさせる保管方法
  • 直射日光を避けて保管する
  • 保管する前にしっかりと洗って乾燥させる
  • 屋外保管ならタイヤカバーをかぶせる
  • タイヤラックを使って保管する
  • 定期的に保管しているタイヤの接地面を変える
  • 保管の際は少しだけ空気圧を下げておく

タイヤを保管するときはこんなことを気にすると良いでしょう!

タイヤはゴムでできているので、日光を当てると劣化してタイヤの効果を早める原因となってしまいます。物置などに保管できないのなら、しっかりと遮光性の高いタイヤカバーをかけて雨などにも濡れないようにすることも大切です。

また、保管するときはタイヤを縦に積まずに、きちんと保管用のタイヤラックなどを使うのがおすすめです。

積んだ状態で保管してしまうと、下にあるタイヤが重みで劣化を早める原因にもなってしまい、1本ごとに劣化の進行具合が変わってしまいます。

タイヤラックに保管している場合でも、定期的にタイヤを回転させて接地面を変えてあげると劣化を遅らせることができる可能性もあります。
同じ場所が設置した状態で何ヶ月も保管すると、ゴムにクセが付く可能性もあり、走行の際にタイヤに掛かる負担が増えることに繋がります。

きちんした保管方法で少しでもスタッドレスタイヤを長持ちさせられるようにできると良いですね!

もちろんこの保管方法はサマータイヤでも同じことなので、タイヤを交換するときにはいつも意識するようにしたいですね。

まとめ

今回はスタッドレスタイヤの寿命の見分け方について話してきました。

スタッドレスタイヤの状態をしっかりと見極めることは、雪が降ったときの走行においてとても重要です!

せっかくスタッドレスタイヤに履き替えているのにそれが無意味にならないよう、日々のタイヤのチェックはしっかりとするようにしてくださいね。

最後まで読んでいただきありがとうございました!
ではまた、アルトでした!!

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今回はスタッドレスタイヤの寿命について話してきましたが、

そろそろ交換時期かもなぁ…

と感じた方もいるのではないでしょうか?

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