みなさんは車のガラス用撥水剤を使っていますか?
雨が降っているときの視界確保は、快適なドライブ旅には欠かせないですよね。
今回はCAINZのガラス用撥水剤が新しくリニューアルされて販売されたので、実際に使ってレビューしていきます!
いままでCAINZから販売されていたガラス用撥水剤はシリコン系で298円という神コスパ商品でしたが、
リニューアルされたことでシリコン+フッ素系となり、価格も598円と少し値上げとなっています。
この値上げ分だけの価値が本当にあるのか?検証します!
- 手軽にガラス撥水剤を試してみたい方
- どんなふうにリニューアルされたのか知りたい方
- 性能/耐久性が気になる方
こんにちは、アルト(@hobbyALTO)です!
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それではさっそく見ていきましょう!
プライベートブランドのガラス撥水剤
ガラス撥水剤はいまではいろいろなメーカーから販売されているので、どれを選んだら良いのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか?
- SOFT99 ガラコシリーズ
- クリンビュー ハイブリッドストロング
このあたりが有名で、知っている方も多いかもしれませんね。
そんなガラス撥水剤がホームセンターのCAINZから発売されています。
実は以前からガラス撥水剤は販売されていて、今回紹介する商品はリニューアルされた新商品なんです!
価格も安く「神コスパ!」とも言われていた商品なので、気になる方は一度店舗でチェックしてみてください。
近所にCAINZの店舗がない方はオンラインショップでも購入できるのでチェックしてみてくださいね!
リニューアル前後で何が変わった?
そんなCAINZのガラス撥水剤が今年リニューアルされたのですが、どんなところが変わったのか見ていきましょう!
シリコン+フッ素のハイブリッドに!
一番大きな変化はガラス撥水剤の成分です!
いままでの商品はシリコンのみのガラス撥水剤でしたが、リニューアルされたことでシリコン+フッ素のハイブリッド仕様になりました。
ガラス撥水剤でハイブリッドと聞くと、クリンビューのハイブリッドストロングを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?
性能としてはほぼ同じイメージで想像してもらえればいいと思います。
いままでのシリコンだけだと撥水性は申し分ないのですが、耐久性の低さがネックとなっていました。
リニューアル後はフッ素が配合されることで、コーティングの被膜が固くなるので雨やワイパーでコーティングが落ちにくくなっています!
シリコンの撥水性とフッ素の耐久性のハイブリッドとなったことでより魅力的なガラス撥水剤へと進化しています!
値段が298円→598円に
もう一つの大きな変化点は値段です。
いままでは298円とガラス撥水剤の中でもトップの低価格となっていましたが、ハイブリッド仕様となったことで値段も上がり、598円となりました。
いままでは耐久性があまり高くなかったので月一程度で塗り直す必要があったのですが、その代わりに「神コスパ」と呼ばれる安さで人気の商品でした。
フッ素が配合されてハイブリッドとなったことで耐久性は上がりましたが、その代わりに値段が上がってしまったのは仕方ないのかもしれませんね。
CAINZガラス撥水剤の使い方
CAINZのガラス撥水剤の使い方はとても簡単です!
- 洗車してガラスの汚れ・ホコリを取り除く
- (ガラスの油膜取り/ウォータースポットを除去する)
- しっかりと拭き上げて乾かす
- ボトルをよく振ってからガラスに塗っていく
- 全体に塗り終えたら約10分乾燥させる
(※季節によって変動あり、白っぽくなるまで) - 乾いたら固く絞ったタオルでしっかりと拭き上げる
この6ステップで施工は完了です!
②の油膜取りはしてもしなくてもいいのですが、よりきれいに・耐久性のある仕上がりにしたいのであれば、ちゃんと油膜除去/ウォータースポットの除去をしておくのがオススメ。
手軽に油膜取りがしたいならキイロビンゴールドがおすすめですね!
また、仕上げの拭き上げ時にはタオルの面を変えながら、拭き残しの無いように気をつけましょう!
斑ができると太陽の光や対向車のヘッドライトが反射したり、部分的に撥水が弱まったりするので入念に!
洗車の拭き上げにはコストコのマイクロファイバータオルが便利ですよ!
楽天でも購入できるのでこちらもチェックしてみてください!
拭き残しさえ気をつければ、とても簡単に使うことができますね!
現状ではコスパ最強の撥水性能!
ガラスコーティングを施工してから1ヶ月近くが経とうとしていますが、
現状ではリニューアル前の商品よりもコスパという意味で考えると最強の撥水剤になったんじゃないかと感じています。
そう感じた理由は次の2つのポイントです!
コーティング直後は40km/hでも雨粒が吹き飛ぶ
まず撥水性能の高さは文句なしです!
ボクがCAINZのガラス撥水剤を自分の車に施工してから数日後に雨が降ったのですが、40km/hぐらいで走っているだけで水滴がガラスの上側に吹き飛んでいくのが見えました。
60km/hまで速度を上げると、もう完全にワイパーなんて不要なぐらいの勢いでした!
シリコン系のガラコなんかでも40km/hぐらいで雨粒が吹き飛んでいましたが、CAINZのガラス撥水剤でも違いを感じないぐらいの撥水性能だなと感じました。
1ヶ月経っても性能はほぼ変わらない
施工してから1ヶ月ぐらいが経っていますが、撥水性能はそんなに大きくは変わっていないように感じます。
施工直後のように40km/hピッタリぐらいでは雨粒の飛ぶ量が減っているようには見えますが、まだまだガラスの上に雨粒が吹き飛んでいきます。
リニューアル前のCAINZのガラス撥水剤は1ヶ月ちょっとぐらいで撥水性能はかなり落ちていたのでほぼ毎月塗り直しが必要だったのですが、今回のハイブリッド仕様になって耐久性がかなり上がったのは実感できます!
2ヶ月後、3ヶ月後にどのように撥水性能が変わっていくのかは、そのうち追記していこうと思います!
新しくなったガラス撥水剤の残念ポイント
新しくなったことで少し残念に感じるポイントもあります。
この残念ポイントは人によって感じ方が違いと思うので、あくまでもボクが思ったポイントだと思って見てください。
ヘッドが大きくなって隅まで塗りにくくなった
リニューアルされたことで容器のヘッドがけっこう大きくなりました。
ヘッドが大きくなったことでガラス面への塗布が楽になったのは事実なのですが、そのおかげでガラスの隅まで塗り残しなく塗布するのが難しくなりました。
ボク的にはヘッドが大きくなったとしてもガラス面への塗布にかかる時間はそれほど大きく変わらないので、隅まで塗りやすい小さいヘッドは気に入っていたので少し残念に思っています。
ここに関しては、ボクみたいに隅の塗り残しが気になる方、少しでも短い時間で施工したいという方など、いろいろな考え方の方がいると思うので大きいヘッドが好みの方にはメリットになるのかもしれませんね。
値段の倍増は残念…
あとはやっぱり価格が上がったことは残念に感じる方も多いと思います。
元々が「神コスパ」商品だっただけに、値段が倍増しているのはけっこうインパクトが強いですよね。
商品を購入するときにはどうしても値段の高さは気になってしまうと思います。
ですが、価格に関しても耐久性の高さは確実に実感できるレベルなので、トータルのコストで見るとそんなに変わらない、むしろこっちのほうが高コスパなんじゃないかとも感じています。
以前の商品はほぼ毎月塗り直していたのが、リニューアル後の商品は2~3ヶ月に1度で良さそうですからね!
また、値段が場リニューアル前後で倍増しているとは言え、クリンビューのハイブリッドストロングなんかと比べると安いので、これからは
ガラス撥水剤全般での「神コスパ!」
ではなく、
ハイブリッド系ガラス撥水剤の中で「神コスパ!」
と考えたほうが良いのかもしれませんね!
まとめ
今回はCAINZで販売されている車用のガラス撥水剤がリニューアルされて新しくなっていたので、実際に使ってみてレビューしてきました!
まだ1ヶ月程度の使用ですが、撥水性能はまだまだ落ちていないし、新しいコスパ抜群の商品に生まれ変わったんじゃないかと感じましたよ!
シリコン系のガラス撥水剤しか使ったことのない方や、ハイブリッドストロング何かと比較してみたい方はぜひ試してみてください。
最近は急な大雨も多いので、天気の急変に遭遇したときに慌てないように日頃からしっかりとガラス撥水剤を施工して、クリーンな視界を確保して安全に運転できるように準備しておきましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
ではまた、アルトでした!!