車中泊するときに荷物の置き場所に困った経験はありませんか?
就寝スペースを確保しようと考えると、意外と車の中って広くないんですよね。
一人での車中泊であれば問題ないかもしれませんが、ボクのうちのように夫婦2人+愛犬での車中泊をしようとすると全然スペースが足りなくなってしまいます。
そこで、限られたスペースを有効活用するために天井収納を作ろう!ってことで、
カーメイトから販売されているサイドバー NS123 を購入して設置してみたので、設置方法を紹介しながらレビューしていきます!
ボクの車は説明の対応車種には記載されていませんでしたが、問題なく設置することができて大満足の仕上がりになりました!
- 車中泊のときの収納スペースに困っている方
- サイドバーをどんなふうに設置するのか知りたい方
それではさっそく見ていきましょう!
こんにちは、アルト(@hobbyALTO)です!
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サイドバーで何ができる?
そもそもサイドバーをなんのために装着するのかわからない方もいるのではないでしょうか?
まずはサイドバーを付けることで何ができるのかを紹介していきます!
ハンガーでタオルや服をかける
まず思いつく使い方としてはサイドバーにハンガーを掛けて、ハンガーラックのようにする使い方です。
車中泊のときには着替えをかけるおくことができたり、急な雨で少し服が濡れてしまったときなんかにはハンガーにかけて乾かすこともできますね。
また、冬場にドライブに出かけるときにもコートなどの上着をかけておくこともできます。
間にネットなどを張って天井収納に
もう一つの使い方としては両側に装着したサイドバーの間にネットなどを張って、その上を天井収納にする使い方です!
今回ボクが考えたメインの使い方としてはこちらになりますね。
天井の高さがある車では、開放感はありますが頭上空間がデッドスペースになると感じる方もいるのではないでしょうか?
そんなときにサイドバーを装着していると、頭上に収納スペースを確保することができるので居住スペースを広げることもできます。
購入したのはカーメイトのサイドバー
サイドバーにはあまり聞いたことのないようなメーカーからも安くて販売されていたりするんですが、やっぱり強度や安心感を考えるとある程度有名なメーカーのもののほうがいいと思います。
ということで、ボクはカーメイトから販売されているサイドバーを装着してみました。
長さは3種類
カーメイトのサイドバーには3種類の長さがあって、ボクは今回65cmの長さのものを購入しました。
- 220cm(NS220)
- 120cm(NS102)
- 65cm(NS123)
主な対応車種としては、
220cmサイズはハイエースやキャラバン
120cmサイズはノア/ヴォクシー、セレナ
65cmサイズは軽自動車やコンパクトカー
というように公式サイトでは紹介されています。
ボクはマツダのプレマシーに載っているので、車格的には120cmサイズが適切かと思いましたが、ルーフの出っ張り部分を考慮して確実に収まるであろう65cm幅を選択しました。
スペーサーで様々な車種に対応
ルーフの形状で収まらない可能性がある、と上で話しましたが、ある程度なら付属のスペーサーで対応が可能となっています。
サイドバーのサイズはしっかりと測って選ぶ必要がありますが、スペーサーを挟んだりステーの取り付け向きを変えることで、ルーフの出っ張りなどは意外と避けることができそうです。
ただ、個人的には適応車種に記載がない場合はスペーサーを過信せず、確実に収まることが確認できたサイズを選ぶのをオススメします!
サイドバーの設置方法
ここからはサイドバーの設置方法を、実際にボクが取り付けた手順に沿って紹介します!
車種によって少し違う部分もあるかもしれませんが、大まかな流れは同じなのでどんなふうに取り付けるのか参考にしてもらえればと思います。
アシストグリップを取り外す
まずは車両についているアシストグリップを取り外します。
外し方は車種によって違いますが、ボクの車ではアシストグリップの取り付け部分のカバーを内張り剥がしなどで剥がして、
手前に引っ張れば簡単に外れました。
ミニバンなら同じような構造のものが多いのではないでしょうか?
軽自動車や軽バンなどではネジでボディーに直接止まっているものもあるようですね。
アシストグリップが外れれば、車側の準備は完了です。
ステーにネジを取り付ける
次はサイドバーのステーにネジを取り付けます。
ステーはこんな感じで閉じた状態で入っているんですが、引っ張ると2つの部品に分かれます。
外したステーの切れ込みにネジを入れて、
もう片側の穴に通しておきます。
これでステーの準備も完了です。
ボディにターンナットを設置する
次は車のボディにターンナットを入れて、ステーをボディに取り付けられるようにします。
ボクの車のようにアシストグリップを取り外した穴が角穴になっている場合は、本来ならカーメイトから販売されている「角穴アダプター」というものが必要になります。
これ、ただのアダプターでターンナットと同じ構造をしているだけなのに、2,000円ぐらいします。
さすがに高いな…ってことで、ボクはホームセンターでターンナットを別で購入して取り付けしました。
使用したターンナットがこちら
WAKAIのF-602という商品です。
ホームセンターのボルトなどが並んでいる売り場にあります。
ボディに取り付けるには、ターンナットを縦にした状態で角穴に挿入して、
ボルトをクルッと回すとこんな感じで穴に引っかかる向きで固定されます。
このターンナットにステーに取り付けたネジを固定します。
ターンナットにステーを取り付ける
固定するときはステーの下側にドライバーを通せるように穴が空いているので、ここからネジを回してターンナットに固定します。
はじめはゆっくりネジを固定しないと、ターンナットがボディの内側に落下しそうになるので注意が必要です!
この段階では、ターンナットが外れない程度に仮止めでOK。
サイドバーを通してネジを本締め
仮止めした状態でステーにサイドバーを通します。
この段階で固定するときの位置もしっかり決めておきましょう!
位置が決まればネジを本締めして、サイドバーがしっかりと固定されていることを確認しておきます。
キャップを取り付けて完成
最後にサイドバーの両サイドにキャップを取り付けて完成になります!
サイドバーが装着された状態がこちら
ボクの車はルーフ形状の関係で少し後ろ寄りにサイドバーがついていますが、可能であればステーが¥サイドバーの中心に来るように取り付けるのが理想ですね。
強度はバッチリ!ネットを設置して収納に!
取り付けただけでは天井収納にはならないので、ネットなどを間にかければ天井収納の完成ですね!
今回はカーメイトのアダプターではなくターンナットを使って装着しましたが、大人がぶら下がっても大丈夫なくらいに頑丈に取り付いています。
天井収納にしたときにも、ある程度の重さのものなら耐えられそうなので安心しました。
サイドバーにかける収納は別途DIYしようと思います!
手軽にネットを張るなら、同じくカーメイトのインナーネットが簡単に取り付けられそうですね!
サイドバーのメリット/デメリット
最後にボクが思うサイドバーのメリットとデメリットを紹介しておこうと思います!
フロアスペースを確保できるのが最大のメリット
何と言っても最大のメリットは、天井収納を作ることでフロアスペースを広げることができることですね!
ハンガーなどを使ってサイドバーに服などをかけてもフロアスペースは広げることができます。
なので、今のフロアスペースで満足している方にとっては、わざわざ取り付ける必要はないのかもしれないなと思いました。
頭上空間が狭くなってしまうことに注意
そしてデメリットは頭上が低くなってしまうことで、これはけっこう大きなマイナスポイントです。
もともと背の高い車で十分に頭上空間が確保できている車なら問題ないかもしれませんが、やはり圧迫感は増してしまいます。
ボクの乗っている車は、もともとそんなに室内高が高い車ではないので、天井収納を作ったらその下の空間でほぼ座れなくなってしまっています。
今後使ってみて、あまりにも圧迫感がありそうなら外すことも検討するかもしれませんね。
その場合はハンガーを掛けるためにサイドバーを使うことになりそうです。
購入・取り付けを検討している方は、天井収納を付けたときに、どれだけ頭上空間が確保できるのかしっかりと確認した上で購入することをオススメします!
まとめ
今回はカーメイトのinnoブランドから販売されている車内用サイドバーの取り付けとレビューをしてきました!
車中泊や旅行のときには荷物の収納スペースに悩むことも多いと思うので、その解決策になるんじゃないかと思って取り付けてみましたが、
車種によっては意外と圧迫感が出るので、購入する方は空間をしっかりと確認した上で購入するようにしてください!
取り付けに関してはかなりガッチリと装着されるので、やっぱりカーメイトの商品は安心感がありますね!
今後も快適に車中泊ができるように車内の環境を改善していこうと思います!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
ではまた、アルトでした!!