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【FUN CROSS】新型のSUV風タントは愛犬とのドライブ旅に向いているのか?

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ダイハツのタントが2022年10月3日に予定しているマイナーチェンジで、アウトドアイメージの強いモデルFUN CROSS(ファンクロス)を追加で設定します。

8月に生産が終了してしまったウェイクのアクティブさを踏襲したモデルとして、見た目だけではなく防水加工されたシートなどのアウトドアでの使い勝手を意識して作られているようです!

今回はそんな新しく設定されるタントのFUN CROSSが愛犬とのお出かけに向いているのかを考えていきたいと思います!

  • 愛犬と快適にドライブを楽しめるのか?
  • 愛犬と車中泊することができるのか?
  • 愛犬に優しい装備はついているのか?

このような観点で、個人的に感じることを話していきます。

アルト

こんにちは、アルト(@hobbyALTO)です!
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それではさっそく見ていきましょう!

基本的な室内空間はタントと変わらない

タント FUN CROSS の室内空間やシートアレンジが気になる方はタント/タントカスタムの内装をチェックしてみてください。

室内の空間普通のタントとほとんど変わりません。

シートの質感やシートバックの防水加工などの違いはありますが、後席シートを倒したときの室内の広さやフラット感などは同じなので、発売開始前から荷室空間が気になる方はタントの公式ページを参考に見てもらうと良いと思います!

FUN CROSS の特徴は?

シートアレンジや室内空間が同じならタント FUN CROSS の特徴としてはどんなところになるのでしょうか?

普通のタントと違う部分を見ていきましょう!

デッキボードで室内空間をアレンジ

引用元:ダイハツ公式ページ

タント FUN CROSS にはデッキボードが標準装備されていて、上下2段に高さを調整することができるので、荷室空間を自分が使いやすいようにアレンジすることができます。

棚のように棚をかけるのではなく、デッキボードについている脚を立てることで荷室空間を2段に分ける仕組みとなっています。

荷物の収納場所の確保にも役立つし、アウトドアで使う場合には屋外に持ち出してテーブル代わりにもなるかもしれませんね!

脚を立てた状態でも、倒した後席のシートバックとつながるためフラットな空間を作ることもできます。

耐荷重などは判明していないので、そのまま車中泊等で使えるかはわかりませんが、自分好みに荷室をアレンジできるのはうれしいですね。

防水加工のシート

引用元:ダイハツ公式ページ

デッキボードや後席のシートバックは防水加工されていて、濡れたものを置いたり、汚れたものを置いたりしてもサッと吹いて掃除することができます。

愛犬といっしょにドライブ旅をすると、どうしてもワンコの脚も汚れちゃうし汚れ物を積む機会もありますよね。

布だと汚れも取りにくくなるので、簡単にお手入れができるとお出かけもしやすくなります。

ゴツくてタフな外観

引用元:ダイハツ公式ページ

やっぱりタント FUN CROSS の一番の特徴はこのタフな見た目です!

樹脂パーツをふんだんに取り入れることで悪路でもグングンと進んで行けそうなタフさを演出していて、力強い印象を受けます。

見た目にもワイルドな印象でアウトドアにはうってつけの外観となっていますね。

愛犬とアウトドアサイトでキャンプを楽しんだりすると、車の見た目だけでテンションも上がりそうです!

そもそもタントは車中泊に向かない

と、ここまでタント FUN CROSS の特徴を話してきて、アウトドアには向いていそうな印象を受けたかもしれませんが、残念ながらタント自体が車中泊には向いている車とは言えません。

成人男性で車中泊を考えるなら、少なくとも1,700mm以上は荷室長を確保したいところではありますが、タントでは前席を起こした状態では1,500mm程度しか長さがありません。

車中泊するときには、前席を後ろに倒して後席の座面とつなげることで2,180mmの長さを確保することができますが、凸凹のフロアになるので快適に車中泊しようとするとマットなどでフラットな空間を作る必要がありますね。

また、室内空間の高さはありますが収納場所が少ないので、愛犬といっしょに車中泊するには手狭です。

そのままの状態では荷物の置き場所が確保できないので、快適な空間を作って車中泊を楽しむには、高さを活かしてベッドキットなどを組んでベッド下に収納場所を作る必要がありそう。

車中泊を考えないならめっちゃ良い

車中泊を考えずに日帰りでドライブ旅を楽しんだり、ホテルなどで宿泊するならかなり良い選択といえます!

日帰りでキャンプなどに行っても、防水仕様の荷室で汚れたものも躊躇せず積むことができるし、手入れも簡単にできますね。

また、ダイハツの予防安全機能スマートアシストも搭載しているので、長距離の運転も楽ちんです。

ハイブリッドモデルはありませんが、WLTCモードで20km/Lを超える低燃費性能でお財布にも環境にも優しいのは嬉しいですよね!

日帰り旅が多い方は検討してみる価値はあります!

スペーシア ギアが明確なライバル

タント FUN CROSS はライバルとして明確なターゲットとなる車種があります。

それがスズキのスペーシア ギアです!

室内空間や走行性能などはこの2台で大きな違いはないと言ってしまって良いです。
スペーシア ギアはマイルドハイブリッドを搭載していますが、燃費性能に関しても大きな差はありません。

一番大きな違いはデッキボードの有無ですね。

荷室空間のアレンジ自由度の高さは車中泊やアウトドアで使う目的としては大きな差別化になります。

あとは外観がタフさを全面に出すか、かわいさを出すか、の違いぐらいかなって感じです。

軽商用バンとして販売が開始されたスペーシア ベースもライバルとなるかもしれませんが、こちらは商用車登録となるので明確なライバルとは言えないかもしれません。

スペーシア ベースも基本的なボディサイズは同じなので車中泊にはあまり向きませんが、愛犬といっしょにお出かけを楽しむならこちらのほうが向いているのではないでしょうか!?

スペーシア ベースが愛犬との車中泊旅に向いているのかを解説して記事はこちら↓

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まとめ

今回は2022年10月3日に発売が予定されているダイハツのタントFUN CROSSが愛犬とのドライブ旅に向いているのかを紹介してきました!

  • デッキボードで荷室をアレンジできるのはグッド!
  • そもそもタントは車中泊向きではない
  • 日帰り旅やホテルに宿泊する場合はおすすめの選択のひとつ
  • ライバルのスペーシア ギアとの違いはデッキボードの有無ぐらい

タントやスペーシアのようなボンネット型のスーパーハイト軽ワゴン車はどうしても室内空間を確保することができないので車中泊には不向きなジャンルとなってしまいます。

愛犬といっしょに、夫婦2人で、といったような車中泊を考えている方はダイハツのアトレーやスズキのエブリイといった軽バンを選択肢に入れたほうが良いかもしれません。

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今回の記事を参考にして、みなさんのライフスタイルに合った車選びをしてみてくださいね!

最後まで読んでいただきありがとうございました!
ではまた、アルトでした!!