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【夫婦2人+1匹】N-VANは愛犬とのドライブ旅に適しているのか?【メリット/デメリット】

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軽商用バンの中でも、ダイハツのアトレーやスズキのエブリィとは違ってキャブオーバーではないのが特徴のホンダのN-VAN。

ボンネット型の車なので、車内への振動が少なかったり、エンジン音が車内に響かなかったり、愛犬とのドライブ旅にはけっこう快適に使えるんじゃないかと思うようになってきた。

ということで今回は、ホンダN-VANが愛犬とのドライブ旅に適しているのかを見ていこうと思います!

ボクのうちでは嫁ちゃんと愛犬との2人+1匹で車中泊を楽しんだりしているので、同じように愛犬とのドライブ旅を楽しみたい方は参考にしてみてください!

それではさっそく見ていきましょう!

アルト

こんにちは、アルト(@hobbyALTO)です!
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N-VANの特徴は?

まずはN-VANがどんな特徴を持った車なのかを見ていきましょう!

軽商用バンとしては、アトレーやエブリィにはないポイントがいくつかありますよ!

助手席側がセンターピラーレス

N-VANは助手席側がセンターピラーレスになっていて、助手席と後席のドアを開けるととても開放的な空間を作ることができます。

また、室内の地上高がかなり低いので、荷物などの積み下ろしもとても楽にすることができそうですね!

愛犬と一緒にお出かけするときには、小さなワンコでも簡単に車に乗ることができると思うので、開口部が広くて地上高が低いとワンコにも優しい車と言えるのではないでしょうか?

フルフラットにすると2.6m超えのスペース

2つ目の大きな特徴となっているのが助手席までつなげることができるフルフラット空間です!

すべてシートを倒してフルフラットにすると、リアゲートから助手席前までで2.6mを超える長い空間を作ることができます。

愛犬と車で出かけるときには荷物が増えることも多いので、荷室空間が広くなると車中泊するスペースもしっかりと確保できそうです!

ボンネット型の軽商用バン

N-VANは軽商用バン登録となりますが、ダイハツのアトレーやハイゼット・スズキのエブリィなどとは違ってフロントにエンジンを搭載したボンネット型を採用しています。

ダイハツのアトレーやハイゼット・スズキのエブリィはキャブオーバー型を採用しているので、運転席の下にエンジンを搭載しています。

キャブオーバー型の車にはフロントを短くすることで車内空間を広くすることができるという大きなメリットがありますが、運転席の下にエンジンが搭載されているため、エンジンの振動やエンジン音が車内に響いてくることもけっこうあります。

ワンコは人間に比べて振動や音を敏感に感じ取ってしまうので、キャブオーバー型の車はワンコにとっては長時間載っているのは少ししんどいのかもしれませんね。

N-VANだと、フロントにエンジンが載っているので、車内の音や振動も軽減されているのでワンコへのストレスも少なくなりそうです。

N-VANのメリット

次はN-VANとダイハツのアトレーやハイゼット・スズキのエブリィなどを比べたときのメリットを見ていきましょう!

ボクは愛犬と一緒に長距離のドライブ旅や車中泊を楽しみたいので、今回はそのあたりに焦点を当ててメリットを見ていきたいと思います。

高い室内高

まずN-VANは室内高がとても高くなっているので、車中泊などのときも車内で過ごすときにストレスなく過ごせるのが大きなメリット

車中泊のときは車内で動くことも少なくないので、室内高が低いと動くときに頭をぶつけたりする可能性もあるので、安心して・楽な姿勢で車内を動くことができるのは嬉しいポイント。

また、軽自動車での車中泊時には荷物の置き場所に困ることも多いですが、N-VANのように車内高が高いと、ベットキットを組んでその下に荷物を収納することもできるので就寝時の場所を広々と使うことができます!

N-VANのベットキットはホンダの純正アクセサリーでも販売されているし、その他にもN-VAN用のベットキットはたくさん販売されています。

愛犬とのお出かけ時には荷物も多くなるので、一緒に車中泊を楽しみたい方にとってはまず考えてもらいたいカスタムですね!

ベッドキット以外にも追加で設置できる棚なんかもあるので、さらに収納場所を増やすこともでき、室内高を活かしたカスタマイズができるのもうれしいポイントです!

高身長でも余裕で寝れる室内長

N-VANは助手席を倒してフルフラットにすると、最大で2.6mを超えるようなとても長いスペースを確保することができます。

これだけのスペースがあれば、車内に荷物を1m程度まで置いたとしても大人でも十分寝ることができますよね!

高い車内高を活かしてベットキットを組んでいれば、ベットの下に荷物を収納してさらに広い空間でのびのびと車中泊が楽しめそうです!

軽商用車の中では抜群の燃費

ここまでは室内空間のメリットを話してきましたが、ここからはN-VANの性能面でのメリットです!

まずは環境性能から。

N-VANは他のダイハツのアトレーやハイゼット・スズキのエブリィなどの軽商用バンと比較すると、抜群の低燃費を実現しています。

比較してみるとこんな感じになります!

メーカー車名区分カタログ燃費
ホンダN-VAN軽商用車ターボ:18.8km/L
NA:19.2km/L
ダイハツ新型アトレー軽商用車ターボ:14.7km/L
スズキエヴリィ軽商用車ターボ:13.1km/L
NA:13.8km/L

アトレーやエブリィが13~14km/Lなのに対して、N-VANは19km/L前後とかなりの低燃費となっています。

軽商用バンを愛犬とのドライブ旅や車中泊に使いたいと考えている人で、

少しでも維持費を安くしたい!

と思っている方も少なくないと思うので、この燃費性能はN-VANの大きなメリットだといえます!

Honda SENSING ホンダセンシングを搭載

また、N-VANはホンダの安全運転支援システムであるHonda SENSINGホンダセンシングを全グレードで標準装備しています!

Honda SENSINGホンダセンシングとは、安全運転を支援してくれる複数の機能のパッケージとなっていて、予防安全システムや運転支援など様々な機能があります。

Honda SENSINGホンダセンシングの機能一覧
  1. 衝突軽減ブレーキ
  2. 誤発進抑制機能
  3. 歩行者事故低減ステアリング
  4. 路外逸脱抑制機能
  5. アダプティブクルーズコントロール(ACC)
  6. 車線維持支援システム(LKAS)
  7. 先行車発進お知らせ機能
  8. 標識認識機能
  9. 後方誤発進抑制機能
  10. オートハイビーム

これだけ多くの安全運転支援システムが搭載されていれば、安心してドライブを楽しむことができますね!

新型アトレーにはアダプティブクルーズコントロールが搭載されて話題になっていましたが、N-VANにも実は搭載されていたんです!

長距離を走るときの疲労も軽減されるので、これらの機能があるのは大きなメリットと言えます。

Honda SENSINGホンダセンシングの詳細はこちらの公式サイトでチェック!

N-VANのデメリット

では、次はN-VANにどんなデメリットが有るのかを見ていきましょう!

メリットもかなりたくさんあるのですが、愛犬と・家族と車中泊を楽しむことを考えるとデメリットもけっこう見つかってしまいます。

助手席シートは長時間ムリ

まずは簡易的に作られている助手席のシートです。

このシートのおかげで、簡単に倒せて助手席まで続くフルフラット空間を作ることができるのがN-VANの大きな魅力となっているのですが、

その機能性と引き換えに座り心地は、はっきり言って最悪です。

だめなポイントはいくつもあるのですが、

  1. シートがフロアと水平すぎて太ももが浮く
  2. シートのクッション性がまったく無い
  3. シートバックも固くて腰痛になりそう

こんな感じで人が座ることをぜんぜん想定していないようなシートになっています。

ボクのうちのように夫婦+1匹でドライブをしようとすると、助手席にも長時間座ることになるのでかなりしんどいです。

シート下にゴムを噛ませてフロアと水平になっているのを解消したり、シート全体に別売りのクッションを付けてみたりと工夫をしている方もいるようですが、それでも長時間のドライブにはかなりキツイと思います。

2人以上の人が乗ることを考えるのであれば、N-VANは候補から外れてしまうのではないでしょうか。

タイヤハウスのせり出しが気になる

車内の空間がとても広いのですが、リアゲート付近はタイヤハウスが大きくせり出しているので想像よりも横幅が狭くなっています

ベットキットなどを組んでタイヤハウスよりも上に居住スペースを作っているのであれば気になることは無いかもしれませんが、そのままの状態で使うのであれば助手席側から足を伸ばすとタイヤハウスに当たりそうになります。

愛犬と一緒に車中泊をするとなると、寝るときに横幅をある程度確保したくなると思うのでベットキットなどのカスタマイズをせずに使いたい方にとってはデメリットと言えます。

運転席後ろは就寝スペースが確保できない

また、N-VANは助手席側はフルフラットにしたときにかなり長いスペースを確保することができますが、運転席の後ろは実はそれほど長くは確保できないんですね。

助手席側は約2.6mというとても長いスペースがありますが、運転席後ろは1.5m程度となっています。

夫婦で車中泊をしようとすると2人ともが快適に寝ることができないといけないので、どちらか1人が足を伸ばして寝ることができないのはしんどいです。

新型アトレーなどは荷室空間全体で1.8mを超える空間になっているので、身長が高くない人であれば十分に寝ることができるスペースになってますよね。

この広さの違いはボンネット型とキャブオーバー型の違いの影響が大きいので、車内への振動やエンジン音が少なくなる代わりに空間が犠牲となってしまっています。

2人で車中泊を楽しもうとするのであればN-VANは避けるべきかもしれませんね。

結論:1人+1匹ならN-VANが最善の選択!

ここまでN-VANで夫婦+1匹でドライブ旅をするときのメリットとデメリットを見てきましたが、

結論、ボクのうちのような2人で乗ることが多かったり、2人で車中泊をするような家族にとってはおすすめできる車とは言えません。

ですが、1人で運転することが多かったり、1人+1匹でドライブ旅を楽しんで車中泊をするような方にとってはN-VANはとてもおすすめできる車です!

燃費性能・室内空間・安全装備..どれをとっても1人で使う方にとっては軽商用バンの中ではベストな選択ですね。

N-VANが実際にどれくらいの値段で買うことができるのか気になる方はこちらから無料のメット見積もりができるのでぜひ参考にしてみてください!

店舗で出してもらう見積もりとは価格に違いがあるかもしれませんが、お店に行かずに諸費用込の支払総額を知ることができるので、N-VANの総額が知りたい方は試してみてください。

まとめ

今回はホンダN-VANが夫婦2人+1匹での愛犬とのドライブ旅に適しているのか、メリット・デメリットを見ながら話してきました。

N-VANは荷室空間の広さは軽商用バンの中でもトップクラスだと思いますが、2人で乗ることをメインとして考えるとおすすめできる車ではないな、というのが素直な感想です。

ですが、1人で運転することが多かったり、1人+1匹でドライブや車中泊を楽しみたい方であればかなりおすすめできる車です!

新型アトレーなどと比較して自分のライフスタイルにあった選択ができるようにしてくださいね!

最後まで読んでいただきありがとうございました!
ではまた、アルトでした!!