みなさんは愛犬の爪切りを自分ですることはありますか?
犬が嫌がりがちな爪切りですが、伸びたまま放置しておくわけにもいきません。
トリミングや獣医さんに連れて行って爪切りをしてもらってもいいですが、伸びてきたタイミングで爪切りをしてあげることができるので、自分でできるようになれるといいですよね!
そこで今回は今から爪切りを自分で試してみたいという方へ爪切りの選び方を解説していこうと思います。
- 愛犬にどの爪切りが合うのか知りたい方
- 犬用爪切りにどんな種類があるのか知りたい方
- おすすめの犬用爪切りが知りたい方
それではさっそく見ていきましょう!
こんにちは、アルト(@hobbyALTO)です!
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爪切りってどれくらいの頻度ですればいいの?
犬の爪切りってそれくらいの頻度ですれば良いのか判断が難しいですよね。
まずはどのくらいの頻度で爪切りをすれば良いのか簡単に話していきましょう!
頻度は犬種によって違う

まず大前提として、犬の爪切りの頻度は犬種によって異なります。
また、同じ犬種であっても個体差も結構あると思います。
お散歩に行く頻度や、一度のお散歩で歩く距離にもよるかもしれませんね。
参考程度になるかもしれませんが、ボクのうちでは1~2週間に1度ぐらいの頻度で爪のお手入れをしています。
ちなみに犬種はキャバリアです。
カチャカチャと音がしたら爪切りのサイン

ボクが爪切りをする基準にしているのはワンコがフローリングを歩いているときの足音です。
歩いているときに「カチャカチャ」と爪がフローリングに当たる音が聞こえてきたら爪のお手入れをするようにしています。
フローリングだと、爪が伸びていると滑りやすくもなるのでワンコがお家の中を歩いているときの様子は気にしてあげるようにしましょうね!
爪切りは血管を切らないように注意!

こまめに爪切りをするのは必要ですが、一度の爪切りできりすぎないようにしましょう!
人間だと深爪して少し痛くなるぐらいで済みますが、ワンコは爪の中に血管が通っているので、切り過ぎてしまうと血が出てしまいます。
また、一度血管まで切ってワンコが痛い経験をしてしまうと、次から爪切りを怖がっておとなしくしてくれなくなってしまいます。
爪が黒い犬種だと血管が見えなくて切ってしまう危険が高くなるので、少しずつ丁寧に切るようにしてくださいね!
爪が白いワンコだと↑の写真のように血管がピンクに透けて見えたりするのでわかりやすいですよ。
もしも爪を切ってしまったときに処置できるように、止血剤も準備しておくことをおすすめします!
犬用爪切りは大きく分けて4種類
犬用の爪切りは形状で大きく3つにわけることができます。
どんな種類があるのか紹介していきましょう!
ギロチンタイプ
まず1つめはギロチンタイプです。
獣医さんなどでもこのタイプを使用されることが多いので、犬用の爪切りとしてはこれをイメージする方も多いのではないでしょうか?
グリップを握ることで刃がギロチンのように爪を挟むことで爪を切る仕組みとなっています。
軽い力で爪を切ることができるので、大型犬や爪が太い犬種にはこのタイプがおすすめです。
爪を比較的軽い力で切る事はできますが、ギロチン部分が爪を隠してしまうので見えづらくなってしまうのがこのタイプのデメリットです。
ワンコの爪切りを初めて自分でするという方には、あまりおすすめはできないタイプのように感じます。
ハサミタイプ

2つめはハサミタイプの爪切りです。
刃が大きいものだとニッパータイプと呼ばれたりもしますね。
ハサミと同じような感覚で使うことができるので、爪切り初心者の方にも扱いやすいのではないでしょうか?
爪を切るときにハサミの裏側部分が隠れることもないので血管の位置を確認することができ、失敗することも少ないです。
ですが、切るときには少し力を入れないと入れない印象です。
大型犬などの爪が大きいワンコには向かないかもしれませんね。
小型犬・中型犬にはこのタイプがおすすめと言えると思います。
電動ヤスリ

3つめは電動ヤスリです。
ヤスリといえば、爪切りのあとに爪を整えるために使うイメージがあるかもしれませんが、電動ヤスリで爪を削って長さを整えるのも有りですね。
電動なので、あまり手を動かさずに削ることができ、爪切りを怖がるワンコでも安心して使うことができるので、人にもワンコにも優しく爪のお手入れをすることができます。
親指に当たる部分にある狼爪(前足の少し上にある爪)も手入れしやすいです。
爪を削っていくので、血管まで切ってしまうことはほとんどないです。
ワンコによってはモーターの音を怖がってしまったり、毛が長い犬種だと脚の毛を巻き込む危険性もあるので、注意してあげるようにしましょうね!
爪切りの選び方は?
そんないくつかの種類がある犬用の爪切りですが、どんな基準で選ぶのが良いのでしょうか?
ギロチン | ハサミ | 電動ヤスリ | |
扱いやすさ | 慣れが必要 | 扱いやすい | 疲れない |
切りやすさ | 軽い | 普通 | 時間がかかる |
嫌がりやすさ | 嫌がりやすい | 嫌がりやすい | 嫌がりにくい |
おすすめの愛犬のサイズ | 大型・中型犬 | 中型・小型犬 | 全犬種 |
まとめてみるとこのような感じです。
詳細を確認していきましょう!
愛犬のサイズで選ぶ

一番大事なのはワンコがどんな大きさの犬種なのかということだと思います。
爪切りのタイプの部分でも説明しましたが、ワンコの大きさによって向いているタイプ・向いていないタイプがあります。
大型犬になるほど爪も大きく・太くなるので、ギロチンタイプがおすすめになります。
手も大きくなるので、ギロチンタイプのデメリットとも言える爪が隠れてしまう部分も少なくなります。
一方、中型・小型犬では手や爪も小さく、爪もあまり太くないのでハサミタイプがおすすめと言えるのではないかと思います。
爪が太くもなく、切るのにそれほど力もいらないのでギロチンタイプが必要になることは少ないです。
自分が持ちやすいものを選ぶのがベスト

もう一つ重要な選ぶポイントは自分が持ちやすいか・扱いやすいかという点です。
ギロチンタイプのものでも、ハサミタイプのものでも時分の持ちやすいものを選ぶのがベストです。
具体的には
- 大きさが自分の手に合っているか?
- グリップ部分は握りやすいか?
という部分を意識して選んでもらえれば良いと思いますよ!
初心者向けおすすめ商品
ここからはおすすめの犬用の爪切りを初心者向けでピックアップして紹介していこうと思います。
それぞれのタイプで1つずつ良いと思ったものを紹介していきますね!
ペティオ (Petio) プレシャンテ
ハサミタイプのおすすめはペティオのプレシャンテという爪切りです。
ワンコの爪切りを初めて自分でするという方へおすすめできるエントリーモデルだと思っています!
ボクもこれを使っていますが、取り回しがしやすくとても使いやすいですよ。
メルランド ペット用電動爪トリマー
電動ヤスリでのおすすめはメルランドというブランドの電動爪トリマーです。
こちらも電動爪やすりとしては比較的リーズナブルで、初めて使うという方にはおすすめできます。
こちらもボクが実際に使っている商品ですが、いろいろな角度からワンコの爪を削れるので、簡単に爪の形を整えることができます。
HIROTA ペット用つめきり 斬 ZAN
HIROTAから販売されている「斬」というシリーズの爪切りはギロチンタイプの切れ味が良い爪切りとして有名です。
見た目にも余計なものは一切なく、スタイリッシュなデザインになっています。
グリップ部にシリコンなどはないですが、握りやすいように適度にグリップ部分が湾曲しています。
この「斬」という爪切りには普通のギロチンタイプの他にピコックタイプと呼ばれるタイプもあります。
ピコックタイプの爪切りはギロチンタイプと同じような形状をしていますが、刃が横についているためギロチンタイプが見づらいと感じた方はこちらを試してみるのはどうでしょうか?
電動ヤスリは仕上げようとしても優秀

こまめに爪のお手入れをする方にとっては電動爪やすりを爪切りの代わりに使うこともできると思いますが、ヤスリなので爪切りの仕上げとして使うのにも向いています。
ボクも時間が取れるときは毎週電動爪やすりでこまめに爪のお手入れをしていますが、2~3週間空いてしまうときは爪切りで長さをある程度短くしてから、電動爪やすりで長さと形を整えるようにしています。
いくつかの種類を揃えておいて、状況に応じて使い分けると便利だと思いますよ!
メルランドの電動爪やすりについてはこちらの記事で詳しく紹介しているのでよければ参考にしてみてください!

まとめ
今回は犬用の爪切りの選び方とおすすめ商品について紹介してきました。
ワンコと暮らしているとどうしても避ける事はできないと思うので、自分で爪切りができるようになっておくと気になったタイミングでお手入れすることができるので練習しておくと良いでしょう!
いきなり爪切りをしてしまうとワンコも怖がる可能性があるので、初めて爪切りをするときは爪を切らずに慣らすことが重要です!ワンコが怯えてしまわないように注意してあげるようにしましょうね。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
ではまた、アルトでした!!