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【軽商用車タイヤの選び方】ロードインデックス LIって何?記号や計算、車検対応を解説!

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みなさんはタイヤのロードインデックスという用語を知っているでしょうか?

安全で快適な走行のために正しいロードインデックスを選ぶことが非常に重要です。

正しいタイヤ選びをできていないと、タイヤが車の負荷に耐えられず、事故やトラブルを起こしてしまう可能性があります。

特に商用車では、普通車よりもロードインデックスの基準が高かったりもするので、間違ったタイヤ選びをすると車検に受からなくなる可能性もある。

ボクも軽商用車を2台所有していて、タイヤ選びの際にいろいろ調べていてロードインデックスの存在を初めて知りました。

ということで今回は、ロードインデックスの基本を解説しながら、愛車に合ったタイヤの正しい選び方を解説します。

タイヤサイズだけで選んでしまうと間違った選択をしてしまう可能性もあるので、注意が必要です。

アルト

こんにちは、アルト(@hobbyALTO)です!
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それではさっそく見ていきましょう!

ロードインデックス LI とは?

ロードインデックスとは、タイヤが支えられる最大の重量を示す指標であり、安全で快適な走行のためには非常に重要な正しいロードインデックスを選ぶ必要があります。

ロードインデックスが適合しないタイヤを選ぶと車検に通らなくなってしまう可能性もあります。

ロードインデックス LI ≒ タイヤ負荷の指数

タイヤのロードインデクスとは、タイヤの不可能力を表す数値のことです。

簡単に言うと、そのタイヤがどれだけの重量を支えることができますか?という指標の値になります。

英語で表記すると、Load(負荷)index(指数)となります。

車なんでロードは道を表すのかと思われるかもしれませんが、荷重や負荷を表すLoadなんですね。

タイヤにはそれぞれにどれだけの負荷能力があるかが定められており、車の用途やサイズによってタイヤに求められる負荷能力が変わるということになります。

計算方法と早見表

実はロードインデックスの計算方法はタイヤだけでは判断できません。

車種によって必要な負荷能力は決められていて、積載量等によっても変わってきます。

また、ロードインデックスはタイヤの空気圧によっても最大負荷能力は変わります。

これは空気圧-負荷能力対応表によって規定があります。

純正サイズのタイヤでのロードインデックス値や空気圧は、一般的に車のドアを開けたところに貼ってあるシールに表記があるので、みなさんのお乗りの車でも一度確認するようにしてみてください。

確認したら、以下の負荷能力一覧表から指定のロードインデックスでの負荷能力がいくつなのかを見てみましょう。

JATMA負荷能力対応表

負荷能力を確認したら、次にロードインデックスと空気圧の負荷能力対応表を以下のページの対応表から見てみましょう。DUNLOPのページに対応表がわかりやすく記載されています。

DUNLOP LIと空気圧の負荷能力対応表

上の2つの表から、純正タイヤで負荷能力がいくつなのかを確認して、交換予定のタイヤでも同様の確認をしてみましょう。

基本的には純正タイヤ同等の負荷能力を有していれば問題になることはありません。

また、計算や確認がめんどくさい方は、以下のページに計算ツールが準備されていました。

こちらを活用してもらうのが簡単かなと思います。

ロードインデックス適正空気圧計算ツール

軽商用バンは軽乗用車と基本的な選び方は同じ

ここまで、ロードインデックスとは何なのか?どのように計算されるのかを紹介してきましたが、

ここからはこの記事の本題となる軽商用バンのタイヤ選びについてです。

とはいっても、ここまでで紹介したロードインデックスの計算方法がわかれば、基本的な選び方は軽乗用車も普通乗用車も同じです。

純正タイヤのロードインデックスと指定の空気圧を確認してもらえればOKですね。

ただ、軽商用バンは名前の通り荷物を運ぶための車なので、軽乗用車よりもロード不可能力は高めに設定されているものがほとんどです。

タイヤのみの交換であれば、同サイズのものを選べばほとんど問題はないのですが、
インチアップを考えるのであればタイヤ選びには注意が必要になりますね。

タイヤサイズ表記の見方

最後にタイヤに刻印されているタイヤサイズの見方について解説します。

タイヤサイズとロードインデックス

まずはタイヤサイズとロードインデックスについてです。

タイヤサイズの表記については、知っている方も多いかもしれませんね。

以下のようにタイヤに表示されています。

145/80R13 75T

タイヤサイズの表記は左から

  • 145・・・タイヤ幅
  • 80・・・タイヤ扁平率(タイヤの幅に対する高さの比率)
  • R・・・ラジアルタイヤである
  • 13・・・リムの外径
  • 75・・・ロードインデックス
  • T・・・速度記号

このようになります。

あまり意識することはないかもしれませんが、タイヤの表記の中にロードインデックスも記載れています。

まずは今履いているタイヤ、純正装着のタイヤのサイズを確認するところから始めるようにしましょう!

速度記号

上記のタイヤサイズの表記の中であまり聞き慣れない速度記号というものが出てきたと思うので、これについても少しだけ触れておきます。

速度記号とは、そのタイヤが同行できる最高速度を示す記号となっています。

記号と最高速度の対応表は以下のようになっているので、気になる方は確認してみてください。

速度記号最高速度(km/h)速度記号最高速度(km/h)
A840R170
J100S180
K110T190
L120U200
M130H210
N140V240
P150W270
Q160Y300

プライレーティングとは?

最後にプライレーティングについても紹介しておきます。

プライレーティングとは、トラックやバン用のタイヤにPRと記載されているもので、タイヤの強度を示す耐荷重強度指数と言います。

軽商用バン用のタイヤだとLT(ライトトラック、小型トラック)という表記がされたものもあるのですが、
そのタイヤにはPRの表記がされています。

ボクのハイゼットに装着しているタイヤだと6PRという表記がされています。

このプライというのは、タイヤを構成するカーカスコードと呼ばれるものの層数を表しています。

つまり、層数が多いほど高強度のタイヤとなり、耐荷重が大きくなるということがわかりますね。

LT用タイヤを現時点で装着している場合は、このプライレーティングを意識して確認するとよいでしょう。

車検に受かるためのタイヤの選び方

では実際に車検に受かるためにどのようにタイヤを選べば良いのか、という話なのですが、

先ほども紹介したロードインデックス計算ツールを使うのがいいでしょう。

ロードインデックス適正空気圧計算ツール

ただ、空気圧などによっても耐荷重は変わるので、確実とは言えないです。

ではどのように選ぶのが確実なのかというと、

やっぱりオートバックスやイエローハットなどの量販店の店頭で店員さんに聞いて選ぶか、
タイヤ専門の通販サイトで選ぶのが確実ですね。

ボクのオススメはカーポートマルゼンAUTOWAYですね。

マルゼンは楽天市場店で購入すると楽天ポイントも付くのでお得です。

車種別にタイヤを選択することができて、値段も安いのも特徴のひとつ。

安いタイヤを選ぼうとするといわゆるアジアンタイヤを選択することになりますが、
最近はアジアンタイヤも信頼性が高くなっているので安心して選択することができますよ!

その他にも国産メーカータイヤが充実しているTIREHOODも、国産の安心感を得るならオススメですね。

まとめ

というわけで、今回はタイヤ選びのときに悩む可能性のあるロードインデックスとは何なのか?
どのように選べば良いのか、について紹介してきました。

ロードインデックスはタイヤがどれだけの荷重に耐えることができるかを表したものなので、
基準値以下のものを選ぶと当然車検には通らなくなりますし、最悪の場合バーストなどのタイヤトラブルの危険性もあります。

今回の記事で、
正しい知識を身に着けて、正しいタイヤ選択ができる助けになれば幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございました!
ではまた、アルトでした!!

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