今回はAkeeyoのミラー型3カメラのドラレコ「AKY-V360ST」の取付方法について、実際に取り付けをしながら紹介していきます。
オートバックスなどのカー用品店で購入すれば、そのまま店舗で取り付けもしてもらえると思いますが、ネットなどで購入すると取り付けに困ったりするのではないでしょうか?
Akeeyoのドラレコは、公式サイトで購入すると取付協力業者の紹介サービスがありますが、Amazonなどの他のネットショッピングサイトで購入すると自分で取り付けをする必要があります。
DIYでドラレコを取り付けしたいと考えている方はぜひ参考にしてみてください!
- ミラー型ドラレコの取付方法が知りたい方
- リアカメラ・サイドカメラの取付方法が知りたい方
こんにちは、アルト(@hobbyALTO)です!
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それではさっそく見ていきましょう!
取り付けの前に動作確認を忘れずに!
まず配線の取り回しなどの取り付けの前に、電源だけを繋いで動作確認をしておきましょう!
本体に電源ケーブル・リアカメラ・サイドカメラを繋いだ状態でエンジンをかけて、すべてのカメラが正常に作動することを確認しておきます。
このようにすべてのカメラが正常に映っていて、ミラーをタッチして操作できることまでは見ておいたほうが良いでしょう!
もしもカメラに不具合があったり、操作に不具合があったりする場合は公式サイトなどの購入したお店に連絡するようと交換などの対応はしてもらえると思います。
配線の取り回しをしてから不具合が見つかったら外すのに時間がかかっちゃいますからね。
ミラー型ドラレコ本体の取り付け
まずはミラー型のドラレコ本体を取り付けしていきましょう!
この作業はとても簡単なのですぐに終わります。
ドラレコの設置
このドラレコはミラー一体型なので、車のルームミラーに設置します。
付属のゴムバンドをドラレコのフック部分に引っ掛けてルームミラーに固定すればOKです。
ゴムバンドにはサイズが2種類あって、それぞれに調節できるように引っ掛けられる部分が数か所あるので、自分のクルマのルームミラーに合うサイズに調節することができます。
ボクのクルマ「プレマシー」では小さい方のバンドでちょうどよいサイズでした。
ゆるいと走行中にドラレコの重みでミラーがずれる可能性もあるので、少しきつめにしておいたほうが良いでしょう!
電源ケーブルをつなぐ
ドラレコがルームミラーに設置できたら電源ケーブルをつなぎます。
この後もリアカメラ・サイドカメラ・GPSとたくさんの配線をドラレコからつなぐことになるので、この段階では本体に電源ケーブルをつなぐだけにしておきました。
取り回しは他の配線と一緒にしていきます。
リアカメラの取り付け
ここからは各種カメラの取り付けをしていきます。
まずはいちばん難易度の高いであろうリアカメラの取り付けからしていこうと思います。
配線を通すためにピラーを外す
配線は付属の内張り剥がしなどでピラーやルーフの隙間に押し込んでいっても良いのですが、きれいに配線を通しておきたかったのでピラーを外して作業することにしました。
といっても、外すのはフロントガラス脇のAピラーだけにしておきました。
ピラーを外すときは内張り剥がしなどで上部を少し浮かせた状態で、手前に引っ張れば外れてくれます。
ルームミラー部分から伸ばした配線を最終的にこのピラーの内側に収納していこうと思います。
ウェザーストリップを外す
ピラーを外したタイミングでウェザーストリップも外しておきます。
ウェザーストリップはドアを開けた状態で引っ張れば簡単に外れます。
ボクは今回、ルーフに配線を通して、ウェザーストリップでふたをするように配線を通していこうと思います。
ピラー・ルーフの中に配線を通す
ピラーとウェザーストリップを外したところで、実際に配線を通していきます。
今回取り付けているAKY-V360STはリアカメラの配線がとても長いので、大きなミニバンであっても配線はかなり余ると思います。
ボクのプレマシーもミニバンサイズの車ですが、こんなに余りました。
ルーフやピラー部分など、隙間に余裕のありそうなところで、簡単に束ねながら収納していきました。
ちなみにボディの下側に配線をそわせるやり方もあるようですが、ボクは上を通しています。
結局リアカメラはリアウィンドウの上部につけるので、ボディ上側を通していったほうがスッキリと配線することができると思います。
リアカメラの設置
リアまで配線を通したらカメラをリアウィンドウに設置していきます。
まずはリアカメラに角度調整用のブラケットを取り付けます。
車内用のカメラであればそのままウィンドウに取り付けて角度の調整もできるのですが、車内・車外どちらでも使えるカメラではブラケットを取り付けないと角度の調整することができません。
ブラケットにリアカメラを取り付けて付属のネジで固定します。
このネジはとても小さいので、眼鏡の調整などに使うような精密ドライバーが必要かもしれません。
ブラケットの上部に付属されていた両面テープを貼り付けて、これをリアウィンドウに設置します。
リアカメラはウィンドウの上中心に貼るのがいいかなと思っています。
ボクはリアカメラをきっちり中心に貼りたかったので、マスキングテープを使って中心にカメラを設置できるようにしてみました。
位置が決まれば角度に気をつけながら貼り付けます。
上下方向の角度はブラケットの固定で変更できるので、左右角度だけこの時点では注意しておけば大丈夫です。
リバース連動配線をつなぐ
リアカメラの設置ができたらリバース連動の配線を接続していきます。
車をバックギアに入れたときに連動して液晶表示を変更するための配線。
カーナビのバックカメラと同じようなイメージです。
リバース連動配線は必須ではないですが、接続しておくとバックギアに入れたときに自動的にカメラの向きや表示を変更してくれて、ガイド線も表示できるようになります。
リアカメラのリバース連動配線は簡単につなぐことができて、バックランプの配線に分岐して接続すればOKです!
クルマのバックランプの場所は車種ごとに違うので、自分のクルマで探してください。
プレマシーでは、バックドアのフタを開けると簡単にバックランプにアクセスすることができました。
バックランプを見つけたら、ランプにつながっている配線を分岐してリアカメラから伸びている赤色の配線を接続します。
ボクは簡単に電源分岐タップを使って配線をつなぎました。
配線をつなぐための工具などはドラレコに付属していないので、自分で準備する必要があります。
ボクのように電源分岐タップで簡単に配線をつなぎたい方はこのような電工ペンチセットを買っておくのがおすすめです。
ここまでできればリアカメラの配線は完了です!
サイドカメラの取り付け
次はサイドカメラを取り付けていきます。
基本的は取り付け方はリアカメラとほとんど同じです。
ピラーに配線を通す
サイドカメラはボディサイドに取り付けるので、こちらもリアカメラと同様にピラーを外して中に配線を通していきます。
ただ、リアカメラのようにリアまで配線を引っ張る必要はないので、 配線を通すのはピラーだけでOKです。
また、サイドカメラはドアの隙間を通す必要があるので、ドアの外からコネクタ部を車内に引き込むように配線していきます。
サイドカメラ本体はドアの隙間を通らないので、ミラー側から配線を引っ張ると通らなくなってしまうので、注意が必要です。
ドアの隙間を通したあとは、インパネの脇を通しながらピラー側に通していきます。
あとはミラー側まで引っ張れば配線は完了です!
サイドカメラの設置
配線を通したらサイドカメラの取り付けをしていきます。
このサイドカメラはカメラ側で角度の調整ができないので、ボディサイドのできるだけ垂直な面に取り付けをしたほうが良いと思います。
プレマシーはプレスラインが多く入っているのでほぼ垂直な面を見つけることができましたが、ボディサイドが全体的に曲面になっている車では、カメラの角度も傾くし、しっかりと両面テープで取り付ける事もできないので、このボディサイドに取り付けるタイプの銀色のサイドカメラは購入しないほうが良いと思います。
ある程度の位置が決まれば養生テープなどで仮止めしながら、ミラーの画面上でどのように表示されているか確認して微調整しましょう。
場所が決まれば両面テープで固定して設置は完了です。
ドア内側で配線を留める
配線を通してサイドカメラを設置しただけでは、扉を開け閉めしたときに配線が車外に出てきたりして、見栄え的にも良くないし、配線がどこかに引っかかる危険もあります。
そうなるのを防止するためにドアの内側で配線を止めておきます。
内側で固定しておけば、外にそれ以上出てくることもなくなるので安心です!
少し作業する場所は狭くなりますが、ドアを開けたときのヒンジの内側に付属の配線留めを貼り付けます。
汚れなどが溜まっているとうまく張り付かないので、拭きにくいですが留具を貼り付ける前にシリコンオフなどで脱脂しておきましょう!
ボクは持っていたパーツクリーナーで拭き取りました。
配線留具を貼り付けたら、ドアの隙間を通している配線を固定します。
これで車外に配線が出てこなくなり、見栄えもスッキリとしましたね!
リバース連動配線をつなぐ
サイドカメラもリアカメラと同様にリバース連動配線があります。
おそらくこのドラレコを設置する中で最難所となるのがこの作業だと思います。
リアカメラのときにはバックランプがリバース連動配線として簡単に見つけることができましたが、サイドカメラのリバース連動配線はフロント側で探す必要があります。
一番簡単な探し方としては、カーナビなどのリバース連動の配線がどこから取られているのかを確認して、その配線を分岐する方法だと思います。
ボクのプレマシーでは赤色+黄色ラインの配線がリバース連動だったので、この配線を分岐してリバース連動配線を確保しました。
これは車種ごとに異なるので、みなさんの車種でどこにあるかは確認する必要がありますね。
リバース連動の配線を接続すれば、サイドカメラの設置も完了です!
GPSの取り付け
最後にGPSの取り付けです。
これはリアカメラやサイドカメラの取り付けに比べればとても簡単で、GPS本体をダッシュボード上に両面テープで貼り付ければ、あとはミラー側まで配線を通していけばOKです。
注意点としては、ダッシュボード上は意外と油分が溜まりやすいので、両面テープ貼付け前にシリコンオフなどでしっかりと脱脂することぐらいでしょうか?
ここまでできれば、配線の取り回しはすべて完了です!
配線の整理と動作確認
すべての配線ができたので、電源ケーブルも含めて、ミラーからピラーまでの配線をルーフの中に隠していきます。
配線が4本も出てくることになりますが、ほとんどの車ではフロントガラス上のルーフの隙間に収納できると思います。
付属の内張り剥がしなどでルーフの中に押し込んでいけばOKです。
ピラー部分まで押し込んでいけば、配線を巻き込まないようにピラーとウェザーストリップをもとに戻していきましょう。
ここまでできればすべての作業が終了です!!
最後にエンジンをかけてみて、正常にすべてのカメラが動作するかを確認してみましょう。
あとはリアカメラの角度やフロントカメラの角度を使いながら調整していけば良さそうなので、取り付けに関してはこれで終わりになります!
まとめ
今回は360°録画が可能なミラー一体型ドラレコAKEEYOのAKY-V360STの取付方法を実際の作業風景を見ながら紹介してきました!
電源の確保もシガーソケットからできるので、それほど難しいポイントはなかったんじゃないかなと思います。
リバース連動の配線を探すところだけは、初めて電装系を触る人には難しいかもしれないので、自分の車の配線を調べながら作業する必要があるかもしれませんね。
この記事を読んで、
自分で取り付けする自身がないなぁ・・・
って感じた方は、Akeeyoの公式サイトで購入していれば取り付け協力業者紹介もあるのでこちらを利用してみても良いかもしれませんね!
もし、公式サイトではなくAmazonなどで購入された方は自分で取り付けることになると思うので、今回の記事を参考にしていただければと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
ではまた、アルトでした!!