11月1日に東プレから新型の静電容量無接点方式キーボードREALFORCE R3が発売になりました!
一番の注目点はなんといってもBluetooth・USBでの無線接続に対応したことでしょう!
静電容量無接点方式のキーボードで無線方式のものは、
- AKEEYO NIZ シリーズ
- PFU Happy Hacking Keyboard
この2種類しかなかったので、無線接続に対応したことは、REALFORCEが気になっていた方にとってはとてもうれしいのではないでしょうか!?
ボクも静電容量無接点方式のキーボードが気になって調べていたところだったので、とても気になっています。
今回はREALFORCE R3 が今までのモデルREALFORCE R2 から何が変わったのかを見ていきたいと思います。
- REALFORCE R2 と R3 の違いが知りたい方
- REALFORCE R3の機能が知りたい方
- ほかの無線接続対応の静電容量無接点方式のキーボードとの違いが知りたい方
それではさっそく見ていきましょう!
こんにちは、アルト(@hobbyALTO)です!
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REALFORCEとは?
まずみなさんはREALFORCEがどんなキーボードなのか知っていますか?
REALFORCEは東プレから販売されている静電容量無接点方式のキーボードです。
- 静電容量無接点方式
- APC搭載
- 35g、45g、変荷重から選べる押下圧
- フルサイズ・テンキーレスからサイズを選択可
- 安心の国産
ほかの静電容量無接点方式キーボードと比べて押下圧が選べるというのが特徴かなと思います!
そんなREALFORCEの新型 R3 が11月1日に発売になりました。
R2 → R3 で変わったこと
では R3 になったことでREALFORCEはどう変わったのでしょうか?
変わったポイントを紹介していこうと思います。
最大の欠点だった「有線接続のみ」が解決
まず何よりも大きいのがREALFORCEが静電容量無接点方式キーボードを比較する中で一番のデメリットとなっていたポイント「接続方式が有線のみ」が解消され、
Bluetooth・USBによる無線接続対応
となったことのインパクトがデカすぎますね!
REALFORCEが有線しか無いからHHKBやNIZに流れていた方も多いのではないでしょうか?
シンプルなキー配列を持った唯一の静電容量無接点方式キーボードだったので、無線接続が可能になったことに歓喜している方も多いようです。
これによりREALFORCEが持っていたデメリットが無くなったと言っても過言ではないでしょう!
最大4台までマルチペアリング可能
ワイヤレスになっただけではなく、Bluetooth・USB接続・有線接続のすべてを使用することで最大5台のデバイスを切り替えて使用することができます。
- Bluetooth 3台
- 無線USB 1台
- 有線 1台
接続の内訳としてはこのようになっています。
無線で接続しているデバイスを切り替えるときは、Fn+1~4のキーを押すことでワンタッチで接続するデバイスを切り替えることができます。
また、Fn+F9でいまどのデバイスに接続しているのかをチェックすることもできるのでとても便利に使うことができますよ!
また、R3でも有線接続のみのモデルも存在しています。
こちらは無線接続対応モデルよりも、1万円近く値段が安く設定されていますが、R3に興味を持っている方であれば無線1択になるんじゃないでしょうか?
バッテリーは搭載せず電池式
REALFORCE R3 は無線で使用するときの駆動が内蔵バッテリー式ではなく電池式となっています。
これはHHKBとおなじ仕様ですね。
おそらく考え方もおなじで、
バッテリーだと劣化していってしまうが、電池式であればバッテリーの劣化は考えなくても良いので、長期間使用することができる
と、いう考えで電池式が採用されていると思います。
手に馴染んだキーボードを買い換えることはあまりしたくない方も多いと思いますので、この配慮はユーザーにとってはとても嬉しいポイントですね!
専用ソフトでキー設定をカスタマイズ
R3 では専用ソフトをダウンロードすることで、様々なキー設定をカスタマイズすることができます。
専用ソフトをダウンロードするには、キーボードの型名や本体底面のラベルに記載されているシリアルナンバーを入力する必要があります。
- APC 機能の設定
各キーのオン位置の深さを 0.8 / 1.5 / 2.2 / 3.0mm から選んで調節 - ヒートマップ
良く打つキーを視覚的に確認して、APC などで調整 - キーマップ入替機能
すべてのキー配置をお好みに変えられる - キーレイアウト切替機能
アプリや OS によって2つのキー配列(A / B)をワンタッチで切り替えられる - ECO モードの設定
Bluetooth 利用時の電池消費を調節 - オンボードメモリー
カスタマイズした設定をキーボード本体へ保存して、ソフトウェアがインストールできないオフィスのPC環境でも利用可能
いろいろな機能を自分好みにカスタマイズすることができるので、購入してから
やっぱり自分には合わなかった…
ということが少ないかもしれませんね!
また、オンボードメモリーのおかげで使用環境が変わったときでも同じ設定で使用することができるので、まさに愛用のキーボードとなること間違いなしです。
見た目も自分好みにカスタマイズできる
REALFORCE R3 ではキーボード自体の見た目も自分好みにカスタマイズすることができます。
別売りのパネルデザインキットに付属されているパネルシートに、好きなデザインを印刷し、キーボードに取り付けることで自分だけのキーボードになります!
デザインの印刷にはさきほど紹介した専用ソフトを使用します。
また、REALFORCE R3 ではキーキャップの交換も可能です。
こちらも別売りの8色のキーキャップセットから自分の好きな色を選んでキーボードのデフォルトキーキャップと交換することで自分だけのキーボードにできますね!
いままでにはなかったカスタマイズを楽しめるのも良い点だと思います。
HHKBと何が違うの?
ここまでさまざまな機能を紹介してきましたが、やっぱり気になるのは他の無線接続可能な静電容量無接点方式キーボードと比較するとどうか?ということだと思います。
それを考えるときまず出てくるのがPFUから販売されているHHKBではないでしょうか?
次はHHKBと違う部分を見ていきましょう!
価格はHHKBとほぼ同じ
まずは価格から。
HHKB Professional HYBRID Type-S | 35,200円 |
REALFORCE R3 | 34,540円 |
少しだけHHKBのほうが高くなっていますが、ほぼ同じだと考えて良いでしょう。
ただし、HHKBは静音モデルではないHHKB Professional HYBRIDであれば30,250円で購入することができるので、こちらを選べばREALFORCE R3 よりも5,000円近く安く購入することができます。
自分の使用環境を考えたときに選択肢があるので、HHKBのほうが少し有利と言えるかもしれません。
シンプルなキー配列
無線のREALFORCEを待っていた方にとっては、これが大きな理由だと思います。
静電容量無接点方式かつ無線接続のキーボードで日本人が慣れ親しんでいるようなキー配列のものは今まで有りませんでした。
変わった配列の代表がHHKBだと思います。
よく変態配列とか言われたりしますね。
テンキー・ファンクションレス、コントロールキーの配置など、かなり特殊な配列となっているので、購入を躊躇していた方も多いのではないかと思います。
ですが、REALFORCE R3 は一般的なキー配列のまま無線となっているので、
「いまさら特殊な配列に慣れていくのは面倒だ!」
と考えている方にとっては最高の選択になるのではないでしょうか!
最後にHHKBと表にして比較してみておきましょう!
商品名 | REALFORCE | HHKB Professional HIBRID Type-S |
メーカー | 東プレ | PFU |
押下圧 | 30g 45g 変荷重 | 45g |
接続方式 | 有線・無線 USB・Bluetooth 4台まで同時接続 | 有線・無線 USB・Bluetooth 4台まで同時接続 |
キー配列 | 日本語配列 | 日本語配列 英語配列 |
サイズ | テンキーレス フルサイズ | JIS配列69キー US配列60キー コンパクトサイズ |
専用ソフト | 有り キーマップ変更可 | 有り キーマップ変更可 |
APC | 有り | 無し |
おすすめ度 | (5.0 / 5.0) | (4.0 / 5.0) |
商品リンク | Amazon 楽天 | Amazon 楽天 |
おすすめ度は各機能を比較したときのボクの個人的な主観でつけさせてもらいました!
キー配列が日本語配列のみの設定となっているので、英語配列が選べない点はマイナスポイントかなと思いましたが、ほとんどの人は日本語配列で問題ないんじゃないかと思います。
カスタマイズ性・押下圧の選択など、REALFORCEのほうが優れている点も多いのではないでしょうか?
まとめ
今回は無線接続対応となったREALFORCE R3 について見てきました。
Bluetooth対応の静電容量無接点方式キーボードとして第3の選択肢として大きく飛躍したのではないでしょうか?
ボクも静電容量無接点方式のキーボードの購入を検討していましたが、ずっと躊躇していました。
その理由は、
- HHKB・・・配列が独特すぎる
- NIZ・・・機能は良いが、英語配列しか無い
- REALFORCE・・・配列は良いが、有線接続しか無い
というものだったのですが、今回のREALFORCE R3 でその欠点がすべて無くなってしまったような気がしています。
本気で購入を検討しているので、もし購入すれば、使用感や専用ソフトについてレビューしていこうと思います!
(値段が高いので、まだ少し躊躇はありますが・・・)
皆さん楽しみにしておいてもらえればうれしいです!
また、こちらで3種類の静電容量無接点方式キーボードの比較もしていますので、よければ参考にしてみてください!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
ではまた、アルトでした!!