2023年5月25日に三菱から新しい軽ハイトワゴン車の販売が開始されます!その名も、
デリカミニ!
三菱を代表するデリカの名を冠する軽ワゴン車です!
デリカといえば、現行モデルはデリカ D:5という名前で販売されていて、
- SUVのような力強いフロントマスクデザイン
- シートアレンジも豊富な広い室内空間
- アウトドアや悪路にも強い4WDシステム
などが特徴の三菱を代表するミニバンですね!
そんなデリカの名を冠する軽ワゴン車ということで、注目されている方も多いのではないでしょうか!?
今回はそんなデリカミニが愛犬とのドライブ旅に向いているのかを見ていこうと思います!
- デリカミニの特徴を知りたい方
- デリカミニが愛犬とのドライブ旅に向いているのか知りたい方
- デリカミニで車中泊ができるのか知りたい方
ボクの結論としては、
デリカミニはアウトドアユーザーには非常に向いている車だと言えますが、
車中泊をメインで考えるならあまり向いている車ではないのかな?、という印象を受けました。
なぜそう感じたのかも話していくので、ぜひ皆さんの車選びの参考にしてもらえればと思います!
こんにちは、アルト(@hobbyALTO)です!
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それではさっそく見ていきましょう!
ベースはeKクロススペース
今回紹介するデリカミニのベースとなった車両は、同じく三菱から販売されているeKクロススペースです。
外観デザインはいかにも「これぞデリカ!」と言えるような力強いデザインになっているので、完全に新しい車だと思った方もいるかも知れませんが、
行ってしまえばeKクロススペースのフルモデルチェンジ、というイメージで見てもらえればいいと思います。
このように外観デザインは全く別物になっていますが、インテリアに関してはeKクロススペースの特徴を引き継いでいて、広い室内空間や使い勝手の良さが感じられます。
見た目的には「完全なアウトドア向け車両」と感じるようなデザインになっていますが、
eKクロススペースのように使い勝手の良さを受け継いでいるため、女性や子供のいる家庭でも日常使いからアウトドアまで広く活躍してくれる車に仕上がっています。
またデリカミニのサイズは以下のようになっていて、一般的な軽ハイトワゴンと同等のサイズとなっていますね!
項目 | サイズ |
---|---|
全長 | 3,395 mm |
全幅 | 1,475 mm |
全高 | 1,980 mm |
デリカミニの特徴
では、そんなデリカミニの特徴はどんなところなのでしょうか?
ここでは最も注目するべきポイントを3つ紹介していきます!
広い室内空間を確保
まずはeKクロススペース譲りの広くて使い勝手の良い室内空間ですね!
車内は非常に広々としていて、特に後席の座席スペースは驚くほどに広く作られています。
家族でお出かけするときには、長時間のドライブでも快適に過ごすことができそうです。
室内空間に関しても、外観サイズと同様に他の軽ハイトワゴン車とほぼ同等のサイズ感になっているので、普段使いでも使いやすそうですよね!
荷物を積んで家族とお出かけをするのには十分な広さと言えるのではないでしょうか。
4WDでオフロード走行にも対応
デリカミニはデリカシリーズのDNAを受け継いだボディ構造やサスペンション、4WDシステムが悪路や雪道でも安定した走行を実現しています。
デリカミニの4WDシステムは路面状況に応じて前輪と後輪に配分することでと楽勝ん能力を向上させるように設定されています。
これにより悪路や雪道だけでなく、日常でも雨の日などの滑りやすい路面で安心した走りを実現できているんですね!
また、4WDシステムだけではなく最低地上高が205mmと高いことも悪路走破性高めている効果を発揮しています。
このようにデリカの名を冠するに恥じないオフロード性能を備えているのが特徴の一つですね!
デリカ譲りのゴツい外観デザイン
デリカミニのイメージを見て一番最初に目を引くのが、ゴツいイメージを感じさせるフロントマスクだと思います。
このフロントマスクはデリカシリーズの特徴的なデザインを踏襲していて、シャープさもありつつ、タフな印象を感じさせるデザインになっているのではないでしょうか!?
またデザインのみではなく、軽ハイトワゴン車の中でも大型に感じさせるヘッドランプやバンパー特徴的で、いかにもオフロードを力強く走行する車!って感じがしますよね!
軽ハイトワゴン車でもゴツく力強さを感じられる車が欲しい!という方にはおすすめできるかもしれませんね!
デリカミニの室内空間は?
では気になるデリカミニの室内空間はどのようになっているのでしょうか?
サイズや装備などを見ていきましょう!
荷室空間は一般的は軽ハイトワゴンとほぼ同じ
まず、デリカミニの室内空間はこんな感じになっています。
項目 | サイズ |
---|---|
荷室長 | 1,100 mm |
荷室幅(最大) | 1,280 mm |
荷室高 | 1,250 mm |
荷室容量(リアシート立てた状態) | 235 L |
荷室容量(リアシート倒した状態) | 581 L |
4人乗車での荷室空間としても一般的な広さですね。
シートを倒せば荷室の容量も格段に増えるので、かなり広々として空間を作ることができます。
ただし容量としては増えていますが、荷室の長さはそれほど広くなく荷物を置くことができる面積自体はそれほど多くないので注意が必要ですね。
シートアレンジはイマイチ
後席空間についてはとても広く作られているのですが、シートアレンジの工夫はあまりできません。
後席のシートに関しては前後のスライド量は320mmと大きいものの、シートを倒すぐらいにしかシートアレンジはできないんですね。
後席を倒したときにフラットになる点はいいのですが、荷室面積がそれほど広くないのが残念です。
長いものを積むときにも助手席のシートバックを後ろに倒すことで可能、と公式サイトで表現されていますが、全席のシートと後席のシートをつなげる事もできないので、フラットの空間を作ることはできません。
シートアレンジや荷室空間にはあまり期待しないほうがいいのかもしれませんね。
愛犬とのドライブ旅に向いているところ
では、ここからはデリカミニが愛犬とのドライブ旅に向いている点を話していこうと思います。
4WDで雪道など悪路走行でも安心
まずはやっぱりデリカ譲りの走行性能ですね!
愛犬と一緒にアウトドアを楽しみたい方にとっては、キャンプ場に入っていく道や山道などでも力強く走ってくれるのは安心できます。
愛犬と一緒に郊外でキャンプやアウトドアを思いっきり楽しみたいっていう方にはおすすめできる車だといえますね!
汚れに強い内装
また、内装に関しても汚れに強い素材を使っている点も愛犬とのドライブ旅に向いている点だといえます!
汚れたとしてもその場でサッと拭き取ることができるので、常にきれいな状態でドライブ旅を楽しむことができると気分が良くなりますよね。
汚れが気になるという方はデリカミニの内装は気になるんじゃないでしょうか?
愛犬との車中泊旅でのデメリット
次は愛犬とのドライブ旅や車中泊旅でデリカミニを使うことを考えたときのデメリットをはなしていこうと思います。
正直に言ってしまうと、デリカミニはあまり愛犬とのたびに使うには向いていないポイントのほうが多くなってしまうなぁ、という印象を感じてしまいます。
就寝スペースを確保できない
まずデリカミニではそもそも就寝スペースを確保することが難しいので、車中泊で使うのは向いていない車と言えます。
これは愛犬とのドライブ旅というわけではなくて、一人旅や夫婦2人旅でも車中泊するのを考えたときも同じです。
後席を倒したときも荷室長は1500mmも取ることができないので、そのままではどうしても寝ることなんてできないですよね。
また、後席を倒した状態もフラットに近い状態にはなりますが、段差があるのでそのまま寝るのは厳しいでしょう。
前席を倒した状態でも後席のシートとつなげることができないので、これも現実的ではないですね。
車中泊するにはベッドキットが必須となりそうなので、この点は注意する必要がありそうです。
収納スペースがあまり多くない
デリカミニは収納スペースがあまり多くないのもデメリットの一つです。
車中泊をするときには就寝時の荷物の収納をどうするかが課題となるので、車中泊にはあまり向かない車なんじゃないかと感じてしまいます。
荷室空間にはラゲッジアンダーボックスがあってこれが唯一の収納スペースなんですね。
デリカミニはデリカ譲りの走りを期待する方が多いと思うので4WDを選択する方が多いと思うのですが、4WDタイプを選択するとこのラゲッジアンダーボックスも小さくなってしまいます。
デリカミニは荷室の高さがあるので、収納スペースを作るためにも、就寝スペースを作るためにもベッドキットを導入するのが必要になるでしょう。
それで快適に車中泊ができるようになるとは限りませんが・・・
他の軽自動車に比べると燃費が悪い
デリカミニの購入を検討する方ではおそらく4WDを選択することになるでしょう。
4WDになると車重も重くなってしまうため、燃費については現行で販売されている車と比べれば見劣りするかもしれません。
ちなみにデリカミニのカタログ燃費はこの様になっています。
モード | 駆動方式 | 燃費(km/L) |
---|---|---|
WLTC | 2WD | 19.2 |
WLTC | 4WD | 17.5 |
JC08 | 2WD | 22.4 |
JC08 | 4WD | 21.0 |
だいたいカタログ通りの燃費が出ることはなくて、この8割ぐらいになるでしょう。
実燃費は15km/Lもいかないのではないでしょうか?
悪路やオフロードを走行することを考えて作られている車と考えるとこんなものかな、と考えたほうがいいかもしれませんね。
結論:
デリカミニはキャンプなどのアウトドア向けの車
車中泊旅には向かない
ここまで話してきて分かってもらえたかもしれないけど、ボクの結論としては、
車中泊には向かないと感じました。
しかも、愛犬と一緒でなくても車中泊するのは厳しいんじゃないかと思いましたね。
でも内装が汚れに強かったり、悪路やオフロードもどんどん走れるってことで、日帰りの旅行やデイキャンプに使うにはおすすめできる車といえますね!
やっぱり車中泊する人が軽自動車を考えるなら、エブリィやハイゼットのようなキャブオーバータイプの軽バンを選ぶほうがいいのかもしれませんね。
- デリカミニはそのままの状態では一人だけでも車中泊旅に使うのは厳しい
- 車中泊するにはベッドキットの導入必須
- 汚れに強い内装はデイキャンプなどにはピッタリ
愛犬とドライブや車中泊旅をするのにおすすめの軽バンはこちらの記事で紹介しているので、興味がある方は覗いてもらえればと思います!
まとめ
今回は三菱から2023年5月に販売が開始される新型車、デリカミニが愛犬とのドライブや車中泊旅に向いているのかを紹介してきました。
デリカミニはデリカ譲りの走行性能が注目の車ですが、車中泊旅にはあまり向かない車かもしれませんね。
ですが、子供連れの方や日帰り旅行などでは快適な旅ができる車なんじゃないかと思いました。
もし車中泊を考えているならベッドキットの導入も考えるといいでしょう。
車の長所や短所、自分のやりたいことができる車かどうかをしっかり検討した上で、自分の用途にあった車選びができるといいですね!
この他にも愛犬とのドライブにおすすめな車を紹介した記事も書いているので、興味があれば参考にしてみてくださいね!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
ではまた、アルトでした!!